ホーム > 清風宕峯会総会・記念講演会&交流会
日時 | 場所 | レポート担当 |
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2019年6月16日 |
晴天に恵まれた令和元年6月16日、母校・清風学園において清風宕峯会総会・記念講演会&交流会が開催されました。今回は、年齢層の高い方から現役の大学生まで幅の広い年代の約100名の卒業生にお集まり頂きました。
記念講演では、卒業生でありモントリオールオリンピック 体操 金メダリストである藤本 俊さん(昭和44年3月卒業)が『清風で学び、体操から学んだ大切なこと~東京五輪の楽しみ方~』と題してご講演を賜りました。モントリオール五輪で金メダルを取った雉本藤本さんですが、東京オリンピックを見て感動し、高校から体操をはじめたそうです。授業と睡眠以外の10時間を如何に体操の時間にあてるかを考え、通学中も筋トレを行うなど、答えも保証もない中、努力を続けたそうです。それができたのは、高野山修養行事で学んだ「見えないものを如何にして見るか、また姿なきものを如何に追い求めるか」ということが大きな後押しとなったとのお話でした。また、強く念ずることで五輪出場が実現した自らの体験から、念ずることから生じる、心をこめる、意識する、本気になることの大切さは、気が付けば毎朝行われていた朝礼で学んでいたことだと身に染みた、といった清風でのエピソードが繋がっていることを語っていただきました。卒業後、大学での競技生活、紀陽銀行での全国制覇、大学教員かオリンピックか、大きな葛藤の中、一度はあきらめたオリンピックへの出場が叶って金メダリストとなったことなど金メダル獲得までの軌跡をお話し頂きました。
また、同会場にて続いて行われました総会におきましては、新年度を迎えるにあたり、西野弘一会長の再任が認められ、新年度予算などの議案に関しても審議され、全会一致で可決されました。
中央館内の学生食堂にて、軽食を食べながら懇親会が行われ、参加者は自己紹介や名刺交換を行いながら〇×クイズなども行われ、懇親を深めて各々の「清風ネットワーク」を構築していました。
今後清風宕峯会では情報発信を郵送物ではなくSNSでの発信を中心とする旨が再度司会者より説明されました。それに伴い、交流会の中では、FacebookやLINE@の登録も沢山の方々にして頂きました。
今後も私たち清風宕峯会は、様々な催しを企画・運営し、こうした清風ネットワークの構築および清風ブランドの向上のお手伝いをさせて頂ければと考えています。
関連情報より総会資料、総会および交流会のアルバムがご覧いただけます。